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WHO'S AT THE BAR

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きっかけをくれる一杯 ボンベイ・サファイア コリンズ 爽快なソーダの泡のなかに立ち上る、詐害あの豊潤な香り。広がる新しい世界は、飲む人のインスピレーションを鮮やかに刺激します。心躍る予感と、洗練された味わい。シンプルなのに奥深い、ボンベイ・サファイア コリンズを、あなたに。

フラワーアーティスト 東信さん vol.4
生命をあつかうことの、責任感を忘れたくない

May 12, 2010

フラワー・アーティスト東信さんをお迎えしての、『WHO’S AT THE BAR』。最終回となる今回は、東さんの作品に対する想い、そしてこれからの活動についてもお伺いしていきます。

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−−かれこれお話をうかがってきて…たとえば「お酒は最高のフラワー・アレンジメントだ」というような東さんのお話に驚かされつつも、アーティスティックなフラワー・アレンジメントの世界が、すごく親近感を持って感じられるようになりました。
東:そういっていただけるのは嬉しいですね。アートといってしまうと、高尚で敷居の高いもののように思われがちなので…。お花や植物をもっと身近に感じてほしい、視点を変えればいつだって花や植物は僕らのそばにあるっていうことを思い出してという気持ちが、いつもあります。

−−日頃私たちがどれだけ無意識に「植物」の恩恵を受けているかというのにも気付かされるところも多々あって。反省すると同時に、難しく考えずにもっと花や緑を楽しむってできるんだなということも思いました。
東:そうそう、そういうことがまず第一歩なんですよ。たとえば花屋で毎日生花を買って部屋に活けたり、本格的なガーデニングを楽しんだり、そういうことももちろん素晴らしいことだけれど、住宅事情で難しかったり時間がなかなかとれなかったり、誰もが気軽にできることじゃないですよね。

−−ええ、うまく世話ができる自信がなくて、チャレンジしたいと思ってもなかなか手を出せなかったりします。
東:花や緑が好きでも、そういう人は多いと思うんです。でも、よく考えてみれば、お酒だったり食べ物だったり、着ているものの素材だったり。それはみんな、花や植物の恩恵なんだって、ひとつひとつ気付いていくことも、「日々の暮らしに緑」を感じることなんです。そうして、植物を身近に感じて、大切に思う気持ちを、まず持つこと。それを育んでいけることのほうがずっと大事なことですよね。

−−逆に言えば、その気持ちがないなら、自分の部屋を飾ることが上手いっていう、ただそれだけのことになってしまう。本質的な部分がまず大切だってことですよね。
東:そうですね。フラワー・アレンジメントって、対象が生き物だから。まがりなりにも「植物」という“いのちあるもの”を使って表現をする以上、その責任というのを、僕は忘れたくないんです。

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−−生命を使った表現…。本当にそうですね。
東:目に見える美しさだけを表現したいなら、他にもっと適した題材があるのかもしれないですよね。生命を扱うことには責任も感じるし、時にそれはとても重い。

−−それでも、花や緑、いのちある「植物」を使っての表現でなくてはならない理由が、東さんの中にあるということですね。
東:ええ。僕がフラワー・アレンジメントで作品を作ることは、花の持つ美しさを永遠に残したいということではなくて…逆に、永遠ではない、命に限りがあるから惹かれるんですね。生まれてから、その命を終えるまでのストーリー、そしてまた生まれていくことの、「生命の循環」というものに、僕は本当に心動かされる。その感動を、伝えたいんです。

−−人の一生と同じですね。東さんの作品を通じて、自然の偉大さ、美しさに触れて、巡り巡って「いのち」そのものについても、思いを馳せることができる。
東:植物にたずさわることは、自分の…人としてのアイデンティティがどこにあるのかを突き詰めていくことでもあるんです。僕の作品が、見る人にとってもそういう役目を果たせるのならこれ以上のことはないですね。花の美しい時期、というのは何も満開に咲き誇る時ばかりじゃない。本当にさまざまな時期にそれぞれいろんな表情があって、そのどれもが美しい。その美しさを、どんなかたちにしたら一番よく伝えられるだろうってことだけを、常に考えています。

−−そうした「花の美しさ」をいろいろな表現で作品として発表してきた東さんですが、今後の活動予定など少しお伺いしてもいいですか?
東:はい。大きなところだと、5月から中国・上海で始まる「上海国際博覧会」の日本産業館パビリオンで、庭の展示を出品します。7月の末から、金沢でも個展をやらさせていただきますね。ぜひお近くの方は足を運んでみてください。あとは、映画作品の公開がもうすぐですね。6月からかな?

−−映画はフラワー・アーティストとしてのご参加ですか、それとも東さんがご出演なさったんですか?
東:いえいえ、そのどちらでもなくて、撮るほうです(笑)。花をテーマにした、短編のドキュメンタリー映画の監督をやらせていただいたんです。

−−映画監督まで!映像のほうには以前からご興味があったんですか。
東:そうですね、これまでもプロモーションビデオを自分で撮影して作ったりということはしてましたね。

−−本当に多岐に渡ってのご活躍、これからも楽しみにさせていただきます!


自然の大きさ、生命の重さ。常にそのテーマがぶれずにあるからこそ、様々な斬新なアイデアや、かたちを変えた表現が自由自在に生まれていく。四回にわたってお送りした、フラワー・アーティスト東信さんの『WHO’S AT THE BAR』、東さんの作品がなぜ国境を越えて人々に感動を与えるのかの一片でも伝えることができれば幸いです。ではまた、次回の『WHO’S AT THE BAR』もお楽しみに!

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