前回、「おいしいお酒が、生活の潤滑油」であると語ってくれた、女優の西田尚美さん。「ボンベイ・サファイアのおいしいカクテルが飲んでみたい」とのことで、さっそく二度目のご来店となりました。
ようこそ、いらっしゃいませ。さて、どのようにいたしましょう? お気に入りの飲み方は、ございましたでしょうか?
西田:こんばんは。ジントニックとか、これで作れるんですよね?
−−好きな方は、「ボンベイ・サファイアでトムコリンズにして」といったようにオーダーされます。それをボンベイ・サファイア コリンズと呼ぶんです。
西田:そっか。銘柄をいう感じが、通なんですね。

−−ひと言でジンといっても、やはり銘柄によってそれぞれ味や香りのクセがありますからね。ボンベイ・サファイアは蒸留の過程でハーブやスパイスの香り付けをするので、ひときわ香り高いのが特徴です。
西田:そうなんだ。思ったのだけれど、まずボトルがきれいですよね。サファイアというだけあって、透明なブルーなんですね。
−−はい。ジンというと、あらゆるカクテルのベースに使われる、最もベーシックでポピュラーなお酒のひとつですが、このボトルの顔立ちは個性的ですよね。
西田:色もきれいだけど、この浮き彫りになっているデザインもお洒落だな。側に置いておきたい感じ。ちなみに、どこの国でしたっけ?
−−イギリスですよ。さあ、香りに特徴があるので、まずはこのまま、ちょっと香りだけ試してみてください。
西田:(渡されたグラスを手に)あっ、本当だ。ふわっと豊かな香り! でも、さすがにストレートでは飲めないな。カクテルにしてもらわないと、絶対酔ってしまう。
−−ちなみに、普段ジンを使ったカクテルなどを飲まれたりしますか?
西田:はい、やっぱりジントニックは定番ですね。さっぱりしているじゃないですか。甘くないし、炭酸ですっきりするので、油物を食べた時とか、食事の後、二軒目に行った時とかに、よく飲みますね。
−−ところで、お酒を飲むと、西田さんはどう変わるのでしょう? おしゃべりになったり、笑ったりとか? まさか、「泣きじょうご」ではないですよね(笑)?
西田:泣きはしないですね(笑)。多分、普段より、よくしゃべるようになると思いますよ。よく笑ってよくしゃべる。楽しい酔い方ですよ。しんみりと飲む・・・という感じではないですね、間違いなく。
−−やっぱり、仲間とワイワイみたいなシチュエーションが多いですか?
西田:そういうのが多いですね。でも、一人で飲みに行ったりするのもいいな、と思うことがあって。待ち合わせの時とか、知り合いのバーに顔を出して、先に飲んで待っていたりすることがありますね。

−−女優のおひとりさま。かっこいいですね!
西田:知っているところだから、それができるのかもしれないけれど(笑)。でも、オランダのアムステルダムに旅行で行った時に、会う約束をしていた向こうの友達から、「先にバーに入って待っていて」、といわれて。ちょっと緊張したけど、一人で知らないバーに入ったんです。そうしたら、日本人の女の子が一人で飲んでいるのが不思議だったみたいで、知らないおじさんが何杯も奢ってくれて。ちょっと会話したりとか、すごく楽しかったですね。
−−そりゃ、誰だってごちそうしますよ、西田さんが一人でいらっしゃったら(笑)。放っておけないでしょう。
西田:そうなのかしら(笑)。
−−バーっていう場所は、知らない人に話しかけられたり、お酒が回ってきたり、面白い出会いもありますよね?
西田:変な人だったら困るけど、確かに、待ち合わせの相手がくるまでの時間つぶしには事欠かないですね(笑)。
−−好奇心旺盛な西田さんですが、今年、お仕事ではどんな新しいことにチャレンジされるご予定ですか?
西田:お仕事は、去年よりはもうちょっと忙しくしてもいいかなあ、という気がしています。
−−子育てをしながらのお仕事に、何となくペースを掴んだ感じですね?
西田:ええ。ただ、うまい具合にバラけてくれると、ありがたいのですけれど。どうしてお仕事って、いつも重なるものなんでしょうね(笑)?
−−おっしゃること、わかる気がします。
西田:お仕事って、入る時はやたらと集中してしまうものなんですよね。でも、育児は確実に毎日向き合わないといけないことだから、兼ね合いがたいへんなんです。それでも、今年はまた映画がやりたいなぁ、なんて思っています。
−−西田さんにとって、映画の仕事とテレビの仕事というのは、どのように違うものなのでしょうか?
西田:どうかなぁ・・・。最近はあまり違わないのかも。大分変わらなくなってきていると思うのだけれど、でも何となく、映画館で観る感じが好きだったりするから。それで、自分の名前をスクリーンで観たいなと思って。
−−感動でしょうね!
西田:初めて映画に出た時は、本当に嬉しかったですね。まあ、テレビとかでも、いまだに自分の名前が入っていると、うわぁっ! て嬉しくなりますけど(笑)、あの大きなスクリーンで自分の名前を見ると、すごく感動しますね。
−−やっぱり、映画は永遠に残るような感じがあるかからでしょうか?
西田:そうですね、きっと。自分と離れて、ずっと残るような気がするから、映画っていいのかな。
−−今年は女優のほかに、例えば歌ってみよう! といったご予定は(笑)?
西田:歌はないなぁ(笑)。でも、実は何気に歌わされていますからね、役で。けっこう多いんですよ。去年も、舞台の上でビートルズを歌いました。舞台の場合、毎回大変なのが、実は歌だったりするんです。
−−歌のレッスンもされるのですか?
西田:ないです、ないです。いつも我流のままで歌っています。
−−西田さんは、女優としてデビューされる前、雑誌やショーのモデルをなさっていましたよね?
西田:顔がパンパンだった時だもの、思い出すのが恥ずかしいな(笑)。でも、とってもいい思い出ですよ。未知の世界に足を踏み入れていく感じで、毎日ドキドキしていました。わからないことだらけで、悩んだことも沢山あったけれど、だからこそ、次に何があるんだろうって。楽しくてしようがなかったな。
−−すごく前向きなんですね、西田さんは。
西田:最初は不安なんですけどね。クルマの運転もそう。子供ができてから始めたんです。初めはおっかなびっくりだったのが、だんだん楽しくなってきて、今はクルマなしでは生活できなくなってきているわけだから、結果的に人生に幅が増えてよかったなって。逆に、歩かなくなって大丈夫なのかなって、今は不安になっていて(笑)。だから子供の散歩と称して、バギーを押してモリモリ歩くのが運動なんです。そうだ、今年はジムにも通いたいと思っていたんだ!
お仕事も、プライベートも、積極的に新しいことにチャレンジしている西田尚美さん。次回はいよいよ、ボンベイ・サファイアのスペシャルカクテルをご賞味いただきます。どうぞお楽しみに。
取材場所:六本木「Bar HYGGE」