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WHO'S AT THE BAR

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きっかけをくれる一杯 ボンベイ・サファイア コリンズ 爽快なソーダの泡のなかに立ち上る、詐害あの豊潤な香り。広がる新しい世界は、飲む人のインスピレーションを鮮やかに刺激します。心躍る予感と、洗練された味わい。シンプルなのに奥深い、ボンベイ・サファイア コリンズを、あなたに。

ミュージシャン ピエール瀧さん vol.3
酒の良さはゆるさ。その偉大な力に身を委ねる

January 14, 2009

ピエール瀧さんをお迎えしての、『WHO’S AT THE BAR』第三回。今回はお酒を飲むことの利点について。“酒を飲むって、良いこと尽くし”とおっしゃる瀧さんの持論をお伺いします!

--昔に比べて最近は、いわゆるお酒によるコミュニケーションみたいなものをあんまり好まない風潮なんかもあるようですが。
瀧「あー、そうなのかなあ。そうかもしれないな。飲みの席に来て、今日は飲まないんで、とかいきなり言う人も結構いたりするし。『オマエそれ言っちゃったら今日サブキャラ決定じゃん!』って思うんですけど(笑)。体質的に飲めない人は仕方ないけど、基本的に酒は飲めないよりは飲めた方が良いし、どんどん飲んだ方がいいって思いますけどねぇ。俺にとっては良いこと尽くし」

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--たとえばどんな点で“良いこと尽くし”でしょう?
瀧「まず敷居が低いじゃないですか。いわゆる交流の場って、人によって麻雀だったりゴルフだったりっていろいろあるけど、やっぱりちょっと限定されるでしょう。麻雀だったらこれから朝までやんなきゃいけないとか(笑)、ゴルフやるったって、ゴルフ場行くまでがまず大変だし、道具だっている。その点、酒は世代みたいなのも選ばないし、2〜3時間ちょこっと顔出すだけって可能でしょ。その程度の気軽さで、人間関係とか、いろんなことが思いがけず発展する。そういうものって、酒以外にないですよねー。早く家帰ってやることが、つまんない自分の日常を綴ったブログ更新するとかって程度なら(笑)、絶対誰かと酒飲んでたほうが楽しいし、得るものが大きいんじゃね?って思いますよ」

--ネットでの交流より、リアルな交流のほうが価値があるということでしょうか?
瀧「いや、別にインターネットなんてくだらねえ!全否定!!とか言いたいわけでもないんだけど(笑)。でも、ネットで繋がる関係ってどうしても趣味が同じとか、同じことに興味あるとか、基本的に自分と似てる人とばっかりになっちゃうでしょ?酒の場って、もっといろんな人、歳も違う、環境も違う、本来なら口きけないような偉い人であっても結構平気で話せちゃうとか、そういうところがいいですよね。そういう“ゆるさ”みたいなのが。」

--確かに『酒の場だから許される』というようなことって、ありますよね。少々の失態なんかも大目に見てもらえるというような(笑)。
瀧「そうそう(笑)。そりゃね?たまにはやり過ぎちゃったあげく『やっべぇ~、記憶無ぇー!』って植え込みで目が覚める、みたいなこともね、酒にはあったりしますけど(笑)。でもそういうこともあったほうが、人間味あるっていうか、動物的な感じがしていいしね」

--瀧さんとしては、必要以上に失敗を恐れるな!と(笑)。
瀧「そんな必死で失敗を回避したところで、そもそもオマエ、言うほどカッコよく無いから!と(笑)。」

--シビアなご意見(笑)。でも、自分の意志であったら絶対踏み込まないところに行って、初めてわかることってのもありますもんね。
瀧「うん、敢えて巻きこまれてみるのがいいんですよ。だってどう考えても、自分のコントロールできない世界のがデカいんだから。ネット見て『今ロンドンはこんなことになってる!スゲエ!』とか言ってたって、そんなのはそれ見てるヤツはみんなわかることで。だったら、酒飲んだらこんなことまでなっちゃうんだ、自分のほうがカオスだ!!って知るほうがよっぽど得難い体験だと思う」

--自分ひとりでできることには限界がある、という。
瀧「それは絶対ありますよねー。たかだか、自分ひとりの理性や知恵とかでわかることなんかホント知れてるし。自分のスキルにだけ頼り切ってるようなのって、あんまり面白いことにならない」

--瀧さんは、電気グルーヴとしての活動も卓球さんと一緒ですし、TVのお仕事なんかも基本的にチームワークのものですよね。やっぱりそういった考えが基本にあるからでしょうか?
瀧「まあそうでしょうね、そう意識してやってるわけでもないですけど、基本的に人といるのは好きだから。立ち飲み屋で全然知らない人といきなり一緒に飲んじゃったりとかもよくしますよ。ガンガン飲んで騒いで喋って、ふと気がつくと名前も知らない、誰だっけコイツ?みたいな(笑)。そういうのも楽しいですよね。“知らない人と仲良くなるには”って事に関しては、酒を越えるものって無い気がする。」

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--そういうお酒の席での人間観察が、瀧さんのお仕事…、たとえば俳優業や電気グルーヴでの歌詞なんかにも反映されていたりするんでしょうか?
瀧「ああ、人間観察には最高ですよね、飲み屋。わざわざそれだけしに行くってことはなくても、行けばやっぱり見ちゃいます。世の中ほんっといろんな人がいるなあって。あと、仕事って面で言えば、酒の席でくだらないバカ話として適当に言ってたことが、意外に良い感じで形になったりすることって、すごくよくあるなあ」

--お酒の席での、勢いの思いつきが(笑)。リラックスして、あまり仕事仕事ってかまえてないのがいいんでしょうね。
瀧「ビジネスライクにならないのがいいですよね、肩の力が抜けててね。所詮飲み屋で言ってることだから、曖昧で、凄いテキトーなんだけど(笑)。でもね、そんなざっくりとした大筋だけでも、最終的に見てる絵はみんな同じだったりするんですよ。『あんとき面白いって言ってたのはこんな感じのことだ』って、漠然とでもみんなで共有できてるから、意外に後になってもブレない。やっぱり、酒の力って偉大ですよ」


あくまで気楽に、かまえずに酒と付き合う。そこに思いがけない楽しさと発見がある!優秀なコミュニケーションツールとしてのお酒の効用のお話、いかがでしたでしょうか。ピエール瀧さんをお迎えしてのいろんなお話、次回はいよいよ最終回です。お楽しみに!

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