シンガー・野宮真貴さん、三度目のご来店です。音楽とファッションは昔から深い縁でつながっているものではありますが、野宮さんの場合はモデルのみならずファッション・デザイナーとしても活躍なさっているという筋金入り。そんな“おしゃれ番長”野宮さんに、おしゃれにまつわるお話をいろいろとお伺いしてみました。
--野宮さんといえばスタイリッシュでハイセンスなファッション!というイメージの人も多いかと思います。雑誌等のメディアや、オフィシャルサイトでもご自身のパーティー・ファッションやワードローブを紹介するコーナーなどもあったり。やはりそうした“ファッション・アイコン”としての自分というのは日頃から意識されてらっしゃいますか?
野宮「そんな、常々凄く意識してるってことはないんですけど(笑)。基本的に、自分が好きだと思うものを着ているだけで、あんまりそこを深く考えたり、敢えて狙ったりはしていないですしね。」

--でも、そんな野宮さんが次はいったいどんなファッションに注目しているんだろう?と、日本だけじゃなく世界中の女性が興味津々だと思うんですよ。
野宮「私、確かに、そういう雑誌や、公式サイトやなんかでいろいろ書いたりもしているんですけど、私が人のおしゃれの悩みなんかに答えられるほど何を知ってるわけでもないって自分では思っていて。だから基本的には『みんなが自由に好きなものを好きなように着たらいんじゃない?』って思ってるし、そういうことを一番に伝えたいっていつも思ってるんです」
--でも、その「自由に好きなものを」ってところが、実は一番難しかったりするんですよ!
野宮「そうなのよね。ああ、みんなそこがまずわからなくって悩んじゃうんだなって、途中で気付いたんです。だからそういうふうに悩んでしまってる人たちに、私ができることっていったら、何を教えるとかそういうことではなくて、私という存在があって、いろんなファッションをしてみることで参考にしてもらうことだけなんじゃないかなって」
--なるほど。悩めるひとたちのロールモデルとして存在するってことですね。
野宮「たとえば、ある程度の年齢になってくると、ファッションに関してもやっぱりちょっと遠慮しちゃったりだとか、冒険しにくくなったりだとかってありますよね。そういうところに、派手だったり、逆に可愛い感じのお洋服だったり、いろんな格好している私がいたらね、『ああ、この歳でこういうの着ちゃってもアリなんだな』って思って貰えるんじゃないかと(笑)。」
--勇気づけられる(笑)。でも、頭で考えているだけよりも、実際着て動いている野宮さんの姿を見るほうがイメージはリアルになりますよね。ビビッドな色味のものや、自分のレパートリーに無かったプリント柄だったりしても、上品に綺麗に着こなしてる野宮さんを拝見するたび、「ああこんな感じだったらいいなあ、真似してみようかな」って思うこと、確かにあります。
野宮「やっぱりね、真似したい!って思うことっておしゃれの基本だと思うんです。私自身もそうやって自分にとっての憧れのアイドルや、素敵な先輩方を参考にしてきた部分って大きいし。そういえば、夏木マリさんから、ピンクリボン(乳ガン早期発見啓発キャンペーン)のチャリティ・ライブを一緒にやらない?ってお誘いを受けて、先日一緒に歌わせていただいたんです。マリさんとか、本当に昔から今に至るまでいつも素敵で、私にとってもずっと憧れの存在ですね。」

--野宮さんしかり、夏木マリさんしかり、素敵な女性というのは、ファッションの面だけでなくて、その生き方そのものがかっこいいんですよね。パワフルで、タフでしなやかで。
野宮「私なんかまだまだですけど、今、そういう女性のパワーって凄いな、って素直に思いますね。最近は、女の人のほうが元気なんじゃないかな。みーんなね、仕事ができて、おしゃれで、美人で。毎日を楽しんでる女性が凄く増えてきたなあって思います。私もそういう女性たちからエネルギーをたくさんもらってますね」
--今年の2月に発売になった、野宮さんの公式サイトでの人気連載『東京セックス・アンド・ザ・シティ』をまとめた対談集『エレガンス中毒ぎりぎりの女たち』は、そういった元気で美しい女性がたくさん登場されてますよね。
野宮「まさにそうですね、あの本にゲストでいらしてもらった方達は、みんな私の憧れの、今を楽しんでいる女性ばかりですね。そういった方をお招きして、みんなで楽しくガールズトークをする、というのがテーマで。」
--いいですよね、ガールズトークって。男性には申し訳ないですが、あの楽しさはちょっと他にはないというくらい。あれはどうしてあんなに楽しいんでしょうか(笑)。
野宮「女の人のほうが実は突き抜けてる人多かったりするからかしら(笑)。お酒飲む時なんかも、女の子だけのほうが、どんどん本音トークになって盛り上がったりするんですよね。もちろん、男性を邪魔に思ってるわけではないんですけどね(笑)」
次回はいよいよ最終回。お酒の話題が出たところで、次回はお酒についてお伺いします!!