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ファッションデザイナー 信國太志 vol.3~気持ちよさを感じられるもの

January 22, 2008

ファッションデザイナー信國太志さん、3回目のご来店です。今夜はデザインからちょっと離れて、信國さんのプライベートについてお伺いします。

--信國さんは作品の印象もあってロックのイメージが強いのですが、プライベートでもよく聴きますか?
信國:ロックは好きですけど、まあ今はクレイジーなほど好きなわけではないですね。もちろん自分が通過してきた文化だとは思いますが。

信國太志さん

--では、最近好きなのはどんな音楽でしょうか?
信國:今はロックよりも、バッハとかの方が多いですね。ありきたりですけど、グールドが演奏する「ゴールドベルク変奏曲」は、やっぱりいいなとか。

--今、プライベートで夢中になっていることはありますか?
信國:やっぱりヨガですね。はじめて3年くらいですけど、生き方にまで影響しています。あとは週末のサーフィン。そのふたつしかないんですよ。

--サーフィンもされるんですね。はじめたきっかけは何ですか?
信國:伝説的なサーファー、ジェリー・ロペスさんを知ったことです。それ以来、完全にヨガとサーフィンの世界にのめり込んでしまいました。

--ヨガとサーフィンには、同時に目覚めたんですね。
信國:ヨガとサーフィンって、僕にとっては同じような楽しさ、気持ちよさを感じられるものなんです。

--毎日サーフィンができるようなものですね。
信國:だから、週末のサーフィンで波が悪くても、僕はあまりショックではないんです。でも周りのサーフィン友達にとっては、週1回のチャンス。波がよくないと、やはり残念なようです。だからヨガを薦めるんですけど、決してはじめる人はいないですね(笑)。まさか同じような気持ちよさがあるとは思わないようです。

信國太志さん

--信國さんが感じる、体内のエネルギーの動き、ヨガとサーフィンの気持ちよさについて、もう少し伺いたいのですが。
信國:表現が難しいのですが・・・。ちょっと難しく言ってしまうと、量子物理学の世界では、物質は突き詰めると「粒子」であり「波」であって、タイミングによってどちらかの性質が表れると考えられています。僕が思うのは、サーフィンで大きな波に乗るのは、まさに「波」のタイミングと一体化すること。普段縛られている肉体という粒子性から、一瞬開放される。それが気持ちよくて、みんなクセになるんじゃないかと思います。

--なるほど、それは面白いお話ですね。ただ、そもそもの「粒子」であり「波」でもあるという状態を、絵としてイメージするのは難しいですね・・・。
信國:たとえば電子が核の周りを回っているとして、その回っている物質が「粒子」、回るチカラが「波」、そう捉えると分かりやすいんじゃないですかね。前に僕が、着る洋服の素材によって「波長が上がる」と言ったのも、電子の回転数がすごく増える、速くなることだと思うんですよ。

次回はいよいよ最終回。以前は浴びるほど飲んでいたという信國さん。最近は、より純粋にお酒を楽しめるようになったのだとか。

取材場所:セント・ジョージ バー(ヒルトン東京)
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