2007年10月、「センチュリーハイアット東京」が「ハイアット リージェンシー 東京」へと名を変えた。このホテル自体が誕生した1980年から多くのお客様をもてなしてきたバーEau de Vie(オードヴィー)を今回は紹介したい。

Eau de Vieとはフランス語で「生命の水」のこと。
それは、このホテルが東京最古の近代水道施設であり、かつて「東京の心臓」と言われた淀橋浄水場の跡地に建てられていることに由来している。
さらにEau de Vieでは、壁に当時の浄水場で使用されていた赤煉瓦を砕いた素材を塗り込んである。
その赤茶色で暖かみのある質感が、このバーの独特な雰囲気を醸し出している。

この場所に居を構えて30年ということもあり、古くからのお客様も多く、客層は40代~60代の男性が多いという。だが、最近では若い方の来店も増えてきているようだ。
オーセンティックバーは、その重厚な雰囲気から熟練の技を持つ歳を重ねたバーテンダーが多いイメージがある。
しかし、Eau de Vieではバーテンダー全員が30代前後。自分と近い年齢層のバーテンダーがいれば、同じ感覚で話もできるので、若い方にとっても足を運びやすいのだろう。

しかし若いバーテンダーが多いとはいえ、その腕は確か。数多く用意された世界の銘酒たちやカクテルは、まさに「生命の水」とも言えるだろう。その中でも特に、オリジナルカクテルやマティーニをオーダーするゲストが多いという。
近ごろはリキュールベースでさっぱりとした味わいの低アルコールカクテルが人気を呼んでいるのだとか。
オリジナルカクテルで人気なのは、ボンベイ・サファイアをベースにしたカクテル――「SAPPHIRE MIST」。

こちらは、ボンベイ・サファイアのボタニカルの香りを深く味わえるカクテル。
疲れている時や気分が沈んでいる時、ハーブやフレッシュなリンゴが香るこちらのカクテルでリフレッシュしていただきたい。
また、Eau de Vieにはバーテンダーがボンベイ・サファイアのボトルをイメージしてデザインしたオリジナル・グラスも用意されている。オリジナルカクテルは、ぜひこのグラスでいただいてみてはいかがだろうか。
Eau de Vieは、古き良き味にこだわったカクテルの作り方から、それぞれのゲストの好みに合わせた味まで、世界の銘酒・カクテルを取りそろえ、さらに、それぞれのもつ理想の空間を創り出している。
喧噪から抜け出し、自分のための時間、または大切な人との時間を過ごす場所としてお勧めしたいバーである。
●BAR DATA:
Eau de Vie(オードヴィー)
東京都新宿区西新宿2-7-2
ハイアット リージェンシー 東京 3F
OPEN 12:00/CLOSE 25:30(日曜・祝日 ~24:00)
http://www.hyattregencytokyo.com/