草原をすり抜ける春風をそのままグラスに溶かし込んだような、なんとも美しく目を惹かれる、ペール・グリーンのカクテルである。
人の名を冠したカクテルというのは多くある。 トマトジュースを使ったウォッカベースのカクテル、「ブラッディ・マリー」が、かのメアリーⅠ世の“血まみれのマリー”という通り名から名付けられたことは有名であるが、一方で、ジン・ベースのブラッディ・マリーであるこの「ブラッディ・サム」の“サム”は誰なのか、というと知る者は誰もいない。
バーでカクテルを楽しむ人々にあっては、フレッシュフルーツを使ったカクテルは、もはやスタンダードになりつつあるようだ。とりわけ、ボンベイ・サファイアの個性豊かで繊細な味と香りには、旬のフルーツがよく似合う。
ウィスキー・ベースの古典的王道カクテル、オールド・ファッションド。それが「SAPPHIRE by RAGE」のミクソロジスト本橋彦之氏の手によって、新たにボンベイ・サファイアベースのカクテルへと生まれ変わった。