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「Designer Glass Competition 2008」グランプリ発表!

July 9, 2008

待ちに待った「ボンベイ・サファイア デザイナーグラス コンペティション2008」の日本大会グランプリ発表。6月26日、赤坂ガーデンシティ・ベクトルラウンジにて授賞式および懇親会が開催され、美しいブルーを基調にした会場には、審査員各氏、候補者5名、そしてデザインの明日を担う学生たちが一同に介した。

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第六回大会である今回、審査員として登場したのは、メイン審査員として吉岡徳仁氏、佐藤卓氏、そしてゲスト審査員として建築家のアストリッド・クライン氏、ミュージシャンのカヒミ・カリィ氏。世界的に活躍を続ける各氏それぞれに「クリエイティビティ」「機能性」「ボンベイ・サファイアらしさ」「オリジナリティ」の4つのポイントを基準に審査し、総合的に評価した上でグランプリ作品を選出する。

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写真中央がグランプリ受賞の望月未来さん

候補作品が紹介された後、いよいよグランプリ作品の発表。望月未来さんの『masu』が、見事、最優秀作品として選ばれ、来る9月にロンドンで行われる世界大会に挑戦することとなった。
審査員各氏からは、今回のコンペティションが僅差の中で争われたこと、そして『masu』が最終的に選ばれた理由、選外となった作品についても細かな講評があり、候補者のみならず、会場に集まった学生たちもその一言一言に深く耳を傾けていた姿が印象的であった。また今回は、トークセッションの時間が設けられ、デザインに対するさまざまな質問・疑問などが活発に交わされた。そうした参加者の熱気は、授賞式後の懇親会でも引き継がれ、会場各所で参加学生たちが審査員諸氏を囲んで白熱したデザイン論議を繰り広げていたことも、お伝えしたい。単なるデザイン・コンテストの枠を越え、このコンペティションを通じて広くプロダクト・デザインやコンセプチュアル・アートの将来を見据え、若い才能を支援していく。そんなボンベイ・サファイアの理念がそのままかたちとなった授賞式であったと言えるだろう。

最後になったが、グランプリ受賞者・望月未来さんの受賞作品、及び受賞後のコメントを以下に紹介する。一年の月日をかけて作り上げられた、新しくユニークなマティーニ・グラス。その誕生を祝い、9月の世界大会での健闘を祈りたい。


◆グランプリ受賞 望月未来さん 作品名:「masu」

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実は、僕が自分の作品を手にしたのは今日が初めてです。この作品は、ガラスで作るには技術的にかなりの難度を要するということで、菅原硝子工芸さんだけでは製作が難しく、専務さんが遠方のガラス工房にあちこち足を運んで協力を頼んでくださった上で、ギリギリになってやっと出来上がりました。そういった経緯も含め、初めて自分の作品に出会えたということにまず感激や安心感があって、受賞のことまではまだ心が追いついていないというのが正直なところです。
でもこの受賞で、審査員の方々から「しっかりやれよ」という激励と責任を頂いたという気持ちでいます。講評で「もっと第三者の存在を意識したデザインを」と言われたことも、重く受け止めました。もちろん無視していたつもりはないんですが、自分の表現したいものをかたちにすることだけで手一杯になってしまっていたかもしれないなと、改めて客観的に振り返ることができました。世界大会出場への意気込みなどというものもまだ考えつかないですが、世界大会では、ディスプレイの仕方など考えるべきところはまだまだあると身が引き締まる思いです。本当にありがとうございました。

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